結婚から2年後に買った思い出の結婚指輪
31歳の男性、会社員です。
私は名古屋のバストアップサロンに勤めていた妻と6年前に結婚をしたのですが、プロポーズをしたのは妻の方からでした。
実は当時の私は闘病中で、病気を理由に別れることも何度か考えていたのです。
そしてそうした話題を出したときに妻から結婚を申し込まれ、近くで支えたいと言ってくれました。
このときの心強さと感動は今でも覚えており、私たち2人にとって忘れられないエピソードになっています。
しかしそのような状況でしたから、医療費にお金が嵩みとても結婚指輪を買ってあげられる経済力はありませんでした。
華やかな新婚生活とは程遠く、精神的にも相当苦労を掛けていたと思います。
だからこそちゃんと病気を治して、いつしかしっかりしたとした結婚指輪を買ってあげたいと考えていました。
その後私は無事に完治し、結婚2周年の日に結婚指輪を渡しました。
完全なサプライズで花束も用意し、自分なりの感謝を伝えたいと前から準備していたのです。
値段の方は、完治したとはいえ仕事に復帰したばかりのタイミングで、とても給料3か月分を出せる余裕はなかったです。
ですので10万円ほどの予算でお店へ行き、1ヶ月間費やしてどれにするかを決めました。
後にも先にも、こんなにも何かを買うときに悩んだことはありません。
ですが悩んでいる時間もずっと妻のことを考えており、幸せな時間だったのを覚えています。
リベンジプロポーズというのが最近流行していますが、私もこのタイミングで改めてプロポーズをし、涙と笑顔でいっぱいになった妻の顔は今でも忘れられません。
結婚をしているのに指輪をしていないことで、周囲からは変に勘繰られたこともありました。
妻もそんな経験をしていた影響か、今でもどんなときも肌身離さず指輪をしてくれています。
他のご夫婦とは違うタイミングで渡すことにはなりましたが、私たちにとって結婚指輪は一生忘れられない思い出の指輪になっています。
投稿日: 2018年10月15日Lso08ycG